無限打鍵山脈 v1 1合目:メイン基板の部品取り付け(左手用)

自作キーボードキット「無限打鍵山脈」のビルドガイド1合目、メイン基板の部品の取り付けです。

   

目次

   

使用する部品

キットに含まれるもの

品目 必要数
メイン基板 1枚
マイコンボード固定用プレート 1枚
5mmスペーサー 2個
3mmネジ 2個
4mmネジ 2個
リセットスイッチ 1個
TRRSジャック 2個
ピンヘッダ(2x3ピン) 1
ジャンパー 2

 

キット以外で必要なもの

品目 必要数
マイコンボード(Pro Micro) 1個
コンスルーピン(高さ2mm) 2本

   

部品のはんだ付け

ピンヘッダ

メイン基板の表面中央あたり、画像の位置に2x3ピンのピンヘッダをはんだ付けします。

ピンヘッダは画像のように、片側のピンが長くなっています。ハウジングがずれて両側のピンの長さが均等である場合には調整してください。 短い方のピンをメイン基板のスルーホールに差し込みます。

ピンヘッダは浮いたり傾いたりすることが多いです。このようにマスキングテープで止めることをおすすめします。

メイン基板を裏返し、ピンヘッダの6ピン全てをはんだ付けしてください。

 

ジャンパーの取り付け

先ほど取り付けたピンヘッダに、ジャンパーを2個取り付けます。

組み立て中のキーボードをマスタ(PCと接続する側)として用いる場合、masterと書かれた側の列と真ん中の列をジャンパーで繋ぎます。

組み立て中のキーボードをスレーヴ(PCとは接続せず、マスタに接続する側)として用いる場合、slaveと書かれた側の列と真ん中の列をジャンパーで繋ぎます。

※ このジャンパーはジョイスティックの制御に関するものです。マスタとスレーヴを自動的に識別するためのものではありません。 ※ 本キットは、Pro microのピンを最大限しようしており余りがないため、マスタとスレーヴを自動的に識別する機能を実装していません。

 

リセットスイッチ

メイン基板の表面左上、RESETと書かれたところにリセットスイッチを取り付け、裏面からはんだ付けしてください。 このとき、はんだは多めに流し込んでください。

 

TRRSジャック

メイン基板の表面上端、2か所にTRRSジャックを取り付けます。ジャックの樹脂部と基板表面が密着するよう、しっかり差し込んでください。 安定しない場合は、マスキングテープで止めてください。 メイン基板を裏返し、はんだ付けしてください。

   

Pro microにコンスルーピンを付ける

基板にコンスルーを差し込む

まずは、メイン基板の表面にコンスルーピンを差し込みます。

この段階では差し込むだけです。まだはんだ付けはしないでください。

コンスルーには向きがあります。コンスルーは片方の側面に金色の部材が見える窓があります。この窓は若干片方のピンに寄っています。窓から遠い側のピンをPCBに、近い側のピンをマイコンボードに差します。この時、2つのコンスルーの窓がある面が必ず同じ方向に向くように差さないと、正常に導通せず動作不良を引き起こします。ご注意ください。

 

Pro microの設置

PCBにコンスルーピンを差したら、そこにPro microを取り付けます。左手用に組み立てる場合は、Pro microの部品実装面を下にして取り付けます。

 

はんだ付け Pro microとコンスルー

はんだ付けするのはコンスルーとPro microだけです。コンスルーとPCBは着脱できるように、PCB側はんだ付けしないでください。

 

Pro micro固定プレートのネジ止め

メイン基板の表面、マイコンボードの両サイドに5mmスペーサーを配置し、3mmネジで固定します。 その後、マイコンボード固定用プレートとスペーサーを4mmネジで固定します。

   

1合目、踏破!

これにてメイン基板の部品の取り付けは完了です。お次はキーボード手前にある、手のひらで押すキーの組み立てです。

2合目:手のひらキーの組み立て(左手用)